複雑化したキモチのコトバたち
生きているとき
出会うことすら目が眩むほどの奇跡
でも
交わらないひと
手と手を重ねても
また重ねても
次に会うときには 雲のよう
淡く消える
そこに居るようで
近くになると 消えていく
本当に
カタチのあるものなのか
曖昧な記憶になりそう
微かな感情を表に引っ張ることは
もうひとりのわたしは
理解を示してくれるだろうか
でも
どうしようもなかったあの日に
あの坂道を歩いて
それは間違いなく
本当に
目が眩むほどの奇跡